2004-01-01から1年間の記事一覧
うーん、日本に戻ってからそろそろ1ヶ月になろうというのか。あっという間だなぁ。ともかく、ここ2ヶ月間くらいの読了本は以下のとおり。 Paul Auster, "Mr. Vertigo" (ISBN:0140231900) Robert Twigger, "Angry White Pyjamas" (ISBN:0688175376) Ben Carso…
昨日の夜に成田にようやく到着。結局、南カリフォルニアに3週間以上滞在しちゃったよ。でも、どうも冬からまたあちらの大学に移れそうなので、とりあえずは東京で仮住まい探し。田舎に戻っても何もできないしね。というわけで、しばらくはヤドカリみたいな生…
というわけで帰国に伴い、本家サイトを移転しました。新しいアドレスは http://acpt.client.jp/ になります。お手数ですがブックマークなどの変更をお願いします。
そろそろ真面目に帰国の準備をしなければならないので、こちらのメモ書きもしばらくお休み。お盆頃にこちらを離れて、また南カリフォルニアに2週間ほど滞在、8月末か9月頭には帰国する予定。日本に戻ってからも、落ち着いてしばらくするまでは復活しないと思…
ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』(ISBN:4794210051)をいまさら読了しましたよ。いや、確かにむちゃくちゃ面白かったわ。原著だと大判のペーパーバックで500ページくらいある分厚い本だけど、ハイペースで読み進んで長さはまったく気にならず。…
iPod を赤外線リモコンにする方法。赤外線を電気信号に変換、それを音声ファイルとして iPod に落としてジャックにつけた変換器でふたたび赤外線に戻す。プレゼン中にプロジェクタを iPod で操作したらクールかも。
「中絶しました」Tシャツ。中絶支持団体であるアメリカ家族計画協会より。 1年に1度、自分のもっとも主張したい一文をTシャツにして着てくる日を作ってはどうか。街を歩くひとたちがみんなTシャツを覗きこんだりして、案外楽しそうだ。いや、ひょっとした…
デススター? 土星探査機カッシーニの撮影した衛星ミマスの画像。
Carl Zimmer, "Soul Made Flesh"(ISBN:0743230388)読了。副題に "The Discovery of the Brain and How It Change the World" とあるように、カール・ジンマーの最新刊は近代ヨーロッパまでに脳が理性や知覚といった精神(soul)の物質的な座として認識され…
アポロ11号の月面着陸から今日で35年ということで Science@NASA にあった記事から急遽翻訳してみる。月面のレーザー反射鏡のお話。アポロの月探査は捏造だ、とかほざくトンデモなひとたちが知らないことの1つです。 (22日追記)ぐは。さっそくツッコミが。…
私も "I, Robot" 観てきましたよ。この映画をこき下ろす Slate の記事に同意。(しかし「ファウンデーション」のアラビア語訳がアル・カイーダだったなんて初めて知ったよ。 ) まぁトレイラーを見て薄々はわかっていたのだけど、これはアシモフファンに対し…
NY Times の昨日の社説。イラク攻撃開始のときにブッシュ政権が主張していたWMDの存在を熟慮することなく信じてしまったことを謝罪するもの。 we do fault ourselves for failing to deconstruct the W.M.D. issue with the kind of thoroughness we directe…
今日のクリストフのコラム。過激なクリスチャン・フィクション『レフトビハインド』(ISBN:4264019672)シリーズの最新刊 "Glorious Appearing" がベストセラーになるアメリカの世相について。 People have the right to believe in a racist God, or a God …
実際に使われたソユーズからパラシュート素材の一部を前面に使用したPCキャリングバッグが販売中。証明書つき195ドル。いまなら同じくそのパラシュートをほんの一部だけ縫い込んだソユーズTシャツもついてくる。あこぎな商売してるなぁ。ソユーズTシャツのほ…
シドニー・ブレンナーと伊藤正男かぁ。面白そうだなぁ。
Elizabeth Gray Vining "Return to Japan" 読了。 エリザベス・グレイ・ヴァイニング(1902-1999)は戦後直後、4年間ほど今上天皇の皇太子時代に彼の英語の家庭教師をしていたひと。そのときのことを書いた前作といえる『皇太子の窓』(ISBN:4163430407)は…
同じく Slate にあった記事。『エレガントな宇宙』(ISBN:4794211090)ですっかり有名になったブライアン・グリーンだけど、実際のところ物理学界で彼はどういうふうに見られているの?という記事。 True, Greene's technical explanations are often effectiv…
Slateの「人間モルモット」シリーズ。今回は「ミセス・アメリカ」に応募してみました、というもの。ワシントンDCの地方大会からでてみたものの、他に出場者はいなくて、そのまま全国大会に行くはめに...これ爆笑。しかしこういう美人コンテストって出場者か…
昨日の参院選の結果を伝える NY Times の記事。つってもいつも NYT に日本発の記事を書いてる大西哲光の記事だけど。 The continued weakening of Japan's minor parties and the Democrats' success...suggest that Japan, ruled by the Liberal Democrats …
FDAが牛の脳や脊髄などの危険部位の栄養補助食品や化粧品などへの使用を禁止へ。また牛への動物飼料の使用も禁じる動き。遅すぎって感じだけど、動物飼料についてはまだ規制案にとどまり、消費者団体から批判を浴びている。 Consumer groups expressed outra…
日記のほうをサボってると、いつどんな本を読んだのかすぐ忘れてしまうから困る。基本的に私は読み終わった本はどんどん処分していくタイプ(昔から引越しばかりしていたから)なのだけど、やっぱりあやふやな記憶以外になにか残しておくものがないと寂しい…
田中宇がアメリカでの狂牛病騒ぎとUSDA(米農務省)の事情について書いてるね。私もときどき記事をクリッピングして追っていたけど、こりゃーよく書けてるわ。下で私がメモしたフランスでの過去BSE感染推定頭数についても触れられているのだけど、細かいこと…
たまたま眺めていたフィガロ紙にて発見した記事。80年代以降、フランス国内でのBSE感染数は推定で30万頭はいたのではないかという最近の疫学研究。 Selon de nouvelles estimations, plus de 300 000 bovins en France auraient ete infectes par l'agent de…
今日はカナダ・ディの祝日でした。カナダ137歳の誕生日。
おいおい、まさかとは思っていたけれど、FDAは本当に緊急避妊薬(事後ピル)のOTC販売を却下しちゃったよ。 以前のメモに書いたように(http://d.hatena.ne.jp/kay-j/20031217#p1)、FDAから依頼された諮問委員会は去年そのOTC販売を圧倒的に賛成。めったな…
今日のつっこみ。堀田佳男「急がばワシントン」の第72回の記事だけど、気になったのは以下。 アメリカ人といってもさまざまな人がいるが、数字に対しては「どうしてこんなにいい加減ナンダ」と言いたいことがたびたびである。報道機関がつかう表現を読んでも…
実験心理学あがりの私にとって、行動分析学の祖 B.F.スキナーっていうのはなんともアンビバレントな存在なのだけど、世間的にはいまだに誤解をされやすいフィギュアであるらしい。ガーディアン紙にあったこの文章は、最近出版されたスキナーの評伝のなかで彼…
偶然発見したページ。パーキンソン病の手術療法としてDBSの埋め込み手術(過去の日記を参照)を受けた患者さんの方々による体験談を掲載している。 時々ふれられている薬のうち、マドパー、ネオドパストン、ドパゾール、メネシットはLドーパ製剤で、カバサー…
今日のブーンドックスに爆笑。あざとすぎ。 読者各位: 出版ミスにより、2004年10月3日に掲載が予定されていたこの回を今日掲載しています。大変申し訳ありません。
今週号のBMJ(British Medical Journal)の表紙が怖すぎ。8週間目の胎児の電子顕微鏡写真。