I was not a lab rat (The Guardian)

実験心理学あがりの私にとって、行動分析学の祖 B.F.スキナーっていうのはなんともアンビバレントな存在なのだけど、世間的にはいまだに誤解をされやすいフィギュアであるらしい。ガーディアン紙にあったこの文章は、最近出版されたスキナーの評伝のなかで彼が自分の赤ん坊の娘をスキナー箱に入れて実験していたという誤解が真に受けられていることについて、その当人であるスキナーの次女が筆を取ってこれを否定したもの。
「エアクリブ」とか「ベイビーボックス」とか言われるけれど、実際にスキナーが子育てに使ったものは、フィルターを通した清潔で暖かな空気がなかへ送られる、いまで言えば病院にある保育器の巨大版みたいなもの。もちろんそのなかには実験のためのレバーなんてない。
これについての正しい記述は下のリンク先参照。