不揃いの頭髪

今日のつっこみ。堀田佳男「急がばワシントン」の第72回の記事だけど、気になったのは以下。

アメリカ人といってもさまざまな人がいるが、数字に対しては「どうしてこんなにいい加減ナンダ」と言いたいことがたびたびである。報道機関がつかう表現を読んでもそうである。デモ行進の翌日、ワシントン・ポストニューヨーク・タイムズもおおよその参加者数を記したが、同時に「何百何千(hundreds of thousands)」という表現もつかった。100以下の単位であれば、「何十(dozens)」という言葉が使われる。日本の新聞・雑誌でこうした表現を使うと、編集者はまずその部分を削って「正確な数字は」といってくるだろう。

えーーと、"hundreds of thousands" は "millions" より一桁小さくて "tens of thousands" よりも一桁大きい、つまり「何十万もの」っていう意味ではないのかね。ただし数が20〜30万のときには "a few hundred thousand" とか言ったりするので、具体的にはそれ以上から100万未満を指す場合が多いのだけど。
個人的には数字のオーダーさえあっていればいいと思うのだがね。