2003-01-01から1年間の記事一覧

Fly Me to L1 (NY Times)

NYTの Op-Ed にバズ・オルドリンが文章を書いているのを発見してびっくり。ブッシュ政権が検討していると噂される月への有人飛行の計画に関連して。オルドリンは月へ戻るのは過去の栄光を取り戻すに過ぎないとしたうえで、L1(月まで3分の2の距離にあるラグ…

Jokes activates same brain region as cocaine (Nature Science Update)

MRIで新聞の笑える漫画を見せてその活性のある部分が側坐核だったというもの。ふーん、それで?

Kyoto Protocol in Peril (NY Times)

ではNYTの見解は何かというと、この社説。京都議定書に欠点はあることは認めながら、とりあえずこれを温暖化対策の国際協調の第一歩として尊重、これを批准しないブッシュ政権を批判している。

Into Thin Air: Kyoto Accord May Not Die (or Matter) (NY Times)

同じくNYTの記事。昨日のロシア高官の発言は日本とEUに揺さ振りをかけるためのブラフだったかもと言ってる。あとはアメリカの京都議定書反対派の意見など。

Russia Plays It Coy on Kyoto (Wired)

昨日の報道から一転、やっぱりロシアは京都議定書の批准に傾いているとロシア高官の声明。 "I cannot comment on Illarionov, but we do not have any information in the government about the fact that a decision has been made," Tsikhanov told report…

Anthrax - Again (In the Pipeline)

デレク・ロウがサイエンス誌に載った炭疽菌捜査の記事を解説している。炭疽菌の生物兵器としての質について、FBIでは最初の報告と相反する見解を出しているらしい。 The reversal was so extreme that the former chief biological weapons inspector for th…

International Space Station Imagery (NASA)

ISS

多くの人にとっては何でもない画像だけど、ISSクルーのカレリがオーランスーツの下着姿で写ってる。よく見ると冷却用のチューブが走っているのがわかる。

NASA Asks Pentagon to Examine Space Station for Damage (Space.com)

ISS

例のISSで聴かれた衝突音について、NASAが国防省にスパイ衛星による外壁点検を依頼。しかしこれでなにか問題が発見されたとして、国家機密であるはずのその画像は公開されるんだろうか?

Autopsies, No Scalpel Required (Scientific American)

要するにCTやMRIを使った検死のこと。へぇ、ユダヤ人って検死は駄目なのか。しかし死者のMRI画像って言うのは妙にホラー的。

浮気な夫に黙っちゃいない (Nature BioNews)

不貞を働いた雄に対する雌のセアカサラマンダーの攻撃行動。単純にフェロモンの話かと思ったけど、かなり面白い。

Cracks in Earth's Magnetic Shield (Science@NASA)

磁気リコネクションによる地球磁気圏の「隙間」についての記事。 What is Magnetic Reconnection?

Back to Iraq 3.0

そういえば書くのをすっかり忘れていた。過去2度イラクからブログを発信していた "Back to Iraq" のジャーナリスト、クリス・オルブライトンがふたたびイラクへ赴くそうです。今回はどこのメディアにも属さず、イラク人の視点から長期滞在するらしい。ペイパ…

Return to the Shaolin Temple (Slate)

Slate の今回の旅行記は中国少林寺への旅。

West Nile Virus may have felled Alexander the Great (Nature Science Update)

アレキサンダー大王が突如として死んだのは西ナイル熱が原因だったのでは、という記事。歴史書のなかに、彼が死ぬ前に多くのカラスがたむろっていて、その何羽かは死んで彼の前に落ちて来たという記述があり、カラスが西ナイルウイルスに感染しやすいという…

Russia to Reject Pact on Climate, Putin Aide Says (NY Times)

NY Times に詳しい記事が出てた。ロシアは炭酸ガス排出権を売る立場にあるはずなのに妙だなと上の記事で思っていたら、どうもその主要な買い手であるアメリカが抜けたこと、さらには今後の経済成長率を見通した上での見解らしい。結局は排出権売買のインセン…

Russia To Give Kyoto Thumbs Down (Wired)

ロシアが国内の経済発展への影響を理由に京都議定書を批准しないかもというニュース。 Without Moscow, the protocol cannot come into effect even if approved by every other nation because only Russia's industrial emissions are large enough to tip…

Mars Express Makes First Photo of Red Planet (Space.com)

欧州宇宙機関の火星探査機マーズ・エキスプレスによる最初の写真が公開されてる。地球から見える火星とは違う感じ。

H-IIA復活の鍵は実力主義人事と素早い次回打ち上げ (日経Biztech)

例のH-IIAロケット打ち上げ失敗についての記事。最初の打ち上げ延期の原因が実は開閉サージ防止の機能に過ぎなかったというのは本当だとしたら馬鹿だよなぁ。

Membranes on Mars (Science@NASA)

Science@NASA の今回の記事は、火星の大気から高純度の二酸化炭素を分離濃縮する半透膜の技術について。そのCO2と水素からはメタンが作られ、これがロケットの燃料に、副産物である水は電気分解で酸素と水素になる。

Top Sci/Tech Gifts 2003 (Scientific American)

ついでに同じく SciAm による科学プレゼントのリスト。このあいだもふれたジム・ワトソンの首振り人形や、脳チョコなど。

SCI/TECH HOLIDAY BOOK LIST (Scientific American)

SciAm によるホリデーシーズン向けの科学本お薦めリスト。『恐竜の飼いかた』(ISBN:0297843478)、象のみなしごを写真とともに追った『ワイルド・オーファンズ』(ISBN:0941807584)なんかいい感じ。

「失敗は許されない」Tシャツ

ジーン・クランツの有名な台詞 "Failure is not an option" の入ったTシャツ。これもいいなぁ。

ブラキオサウルス 3D Tシャツ

うーん、欲しいぞ。他にもステゴサウルス、プテラノドン、トリケラトプス、プレシオサウルス&イクチオサウルスなど。

ペドロ・デューケの国際宇宙ステーション訪問記

ISS

週末にアップしました。

You Can't Explore the Universe if You Sit on Your Hands (SpaceRef)

NASA Watch 編集者による記事。ジーン・クランツがNASA HQで講演した時に、さっぱり質問の手を挙げるものがいなかったというエピソードから。

Hope revived for Japan's Mars probe (MSNBC)

日本の火星探査機「のぞみ」について読売が流した誤報記事と、その本当の状況。日本のメディアは宇宙開発についてはまったく信用できないということを広く知らしめる結果になりました。

All Books Not Fit to Review (Fox News)

NY Times Book Review でレビューされる本がリベラルにかたより過ぎているというFOXの記事。お前が言うなや。

Chasing Bush

19日から21日まで、ブッシュのUK訪問中にみんなで彼をトラッキングするサイト。 Why are we doing this? Well, this is how George W. Bush deals with protestors: "As president, Bush has widened his restrictions on demonstrations against his polici…

A Lyrical Gift (NY Times)

以前も触れたモーリーン・ダウドの臓器提供についてのコラム第2段。なぜかこういう話になると普段の鼻につく嫌みのない彼女。えー話や。 "What if a devoted mother could help another woman care for her own children for another decade or two? What if…

A Scary Afghan Road (NY Times)

今日のNYTにあったクリストフのコラム。クイズから始まっている。以下に簡単に訳すと、 アフガニスタンの戦争から2年、アヘンの生産は A) カルザイ政権とアメリカ軍によってほぼ消滅B) 3割減、ただしその殲滅には2008年までかかるC) 19倍、世界のヘロイン供…