New Prime Minister Is Steering Canada Cautiously to the Right (NY Times)

NYTにあった記事はポール・マーティン新首相が微妙に政府を右寄りに修正しつつあるというもの(あ、一応断っておくと政権を持つカナダ自由党は日本の自民党とは違って、中道左派ということになってる)。対米関係改善の動きをその理由として挙げているみたい。しかし、どうだろうね。もともと経済人だったマーティンは財界との繋がりが深いので、あまり急進的なことはしないだろうっていうのは分っていたし。クレティエン前首相との仲もあまり良くはなかったこともあって、自由党の方針枠内で前任者との違いを打ち出そうとしているだけ、というふうにも取れるのだけど。全体としては自由党はやっぱり自由党だよなー、というのが私の印象。